さようなら、ありがとう

昨日１２月３１日、１１時４７分、父が亡くなりました。６０歳でした。


私が行った時はまだ息をしていました。

とても苦しそうに息をしていました。

そこから、呼吸が長くなっていきました。まるで深呼吸しているみたいに。

だんだん呼吸数が少なくなり、薄くなってきて、息を引き取りました。


父親の死に目には、絶対会えないって思ってたから、立ち会えて良かった。
ヒトってあんな風に亡くなるんだね…。

苦しそうに息してた割には、とても安らかな顔をしていて安心しました。

どんどん冷たくなっていくのが、亡くなった事が現実だと教えてくれます。
数分も経たない内に冷たくなっていきました。

力無い手を何度も何度も握ってきました。握り返してくれることはなかったけれど。



父からのメッセージ
『あなたが生まれた時の喜びはあなたには分からないでしょう。あんなに可愛がっても、今は口もきいてくれない。

早く結婚してくれる事を、強く強く望みます。』


だって。

確かに喋る事はなかったけど、こんな私に泣く資格はあるのかな。


生きてる間に結婚出来なくてゴメンね。ウェディング姿見せられなかったね。

今までありがとう。お疲れ様。病気と闘って疲れたでしょう。着くまで待っててくれてありがとね。

これからは天国で見守っててね。

お通夜は１月４日
告別式は１月５日

最後のお別れ、悔いのないよう、ちゃんとしようと思います。